2017年09月30日

情操教育とは何か?

今日で9月も終わりですね。
朝夕ひんやりしてきました。
どうぞお風邪などひきませんように。

さて。今日のテーマは、
「情操教育」についてです。
情操教育。
いい音楽や芸術にふれて心を豊かにすること、
それは子どもにとって、とても大切なこと、
そんなイメージがあると思います。

多くの大人が、幼児期こそ、
情操教育が大切だ!!
と思っています。

それに対して、「知育」は、
やや敬遠される傾向にあるような気がします。
小さいうちから、いろいろと詰め込むのはよくない、
勉強は小学校に上がってからで十分。。。

どちらも、ある面では正しい面があるような気がします。
たとえば、「文字」に関しては、
幼児期は文字や数字や記号に興味を持つことがまず第一で、
読むこと、書くことは小学校の学習内容です。
なので、あまり無理矢理読み書きの練習ばかりをさせるのも
どうかな、と思う面もあります。

しかし、情操教育だけに偏るのもどうかな、
と思う部分もあります。

最近、『「東大に入る子」は5歳で決まる』(和田秀樹著、小学館)
という本を読みました。

私は、、とりあえず幼児教育関連の本で話題になっているものには
一通り目を通す、ということをポリシーとしています。

その中に、情操教育とは何かということを
問うている部分がありますので引用してみたいと思います。
なかなか考えさせられる部分でした。

著書の和田さんは、国語・算数・英語を中心に幼児の力を
のばしていくことが大切だ、ということを言っています。
そのことを否定する意見も多い、ということに対して、
次のように述べています。

単に情操教育というあいまいな言葉のもと、
漫然と歌を歌ったり、お遊戯をしたり、絵を描いたりすることだけが
大切だと、なぜ多くの親御さんが思うのかが不思議でなりません。」

「いかに絵や音楽ができても、言葉による表現力がなければ、
その世界での成功はやはり困難になります。」

「情操の能力というものは知力と両立するものですし、
むしろ知力の存在がサポートするものなのです。」

いかがでしょうか?
情操教育とはなにか、
なぜ大切なのか、
考えたことがありますか?

一部分だけ取り上げたので、
もしかしたら誤解されるかもしれませんので、
興味のある方は、ご一読ください!

私が幼児教育というものに抱いていた違和感は
この辺りだったのかな、と思いました。

どこにいっても、
子どもが集まって何かをする、というと、
判を押したかのように、
「漫然と」お歌を歌ったり、お遊戯をしたり、
お絵かきや工作をしたり。。。

もちろん、子どもにとって楽しい事もありますし、
否定するものではありませんが、
どうもそれ以上の広がりが見られないなー、
というのが率直な感想です。
当然子どもも飽きます(笑)
親も飽きますね。。。

かと思えば、極端なまでに知能や能力開発にこだわっていたり。。。
こちらも、「んー。。。???」
と思ってしまします。

なぜ、幼児教育の現場は
こんなにいろいろなことが起こっているのでしょう??

毎月、お世話になっている「エジソンクラブ」という教材会社から、
カタログと一緒に「エジソンクラブ通信」が届くのですが、
そのなかにこんな一文がありました。

「乳幼児向けの教育は何が正解か
まだ明確に言われていません。それがわかれば、とっくに国策として
取り組んでいるでしょう」(エジソンクラブ通信 2017年9月13日 Vol.65)

そうなんです。
まだ、明確に、子どもにはこういう教育をしましょう、
というものがないのです。
無いからこそ、多様性があって面白いのかもしれませんが、
ある程度、共通認識のようなものがあってもいいのではないかな、
とも思います。

少なくとも、
和田先生が著書で述べていたように、
「あいまいなもの」を妄信することにはちょっと注意が必要かな
と思いますし、
「漫然と」何かをやる、というのも、
それぞれの子どもの持ち味を引き出せなくなるのかな、
と思ったりします。
お歌、お遊戯、お絵かき、工作、運動だけで
評価されたら、子どもだってたまったもんじゃないですよね、
きっと。

正解がないからこそ、
常に「問い」を抱えて向き合わなければならない、
そんな気持ちになりました。






posted by こはるきっず at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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